漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
63歳の男性です。6ヶ月ほど前から腰が痛くなり、徐々に悪化しました。病院では脊柱管狭窄症と診断されました。お尻から足に痛みとしびれがあり、足裏や足先にもしびれがあります。歩くと痛みとしびれが悪化するので、長時間歩けなくなりました。病院のお薬を服用しています。
相談員の方は、「脊柱管狭窄症で歩けなくなると健康に悪影響を及ぼす場合があります。歩けなくなると、筋肉が減ってしまうことがあります。筋肉が減少すると血行不良や冷え症などの不調につながる場合がありますので、早く歩けるように体調を整えましょう。」と言って漢方薬の説明をしてくれ、腰痛対策の体操も教えてくれました。
漢方薬の服用と腰痛対策の体操を続けて4ヶ月目には、痛みとしびれが改善しました。
漢方薬を服用して痛みとしびれが改善するのか半信半疑でしたが、体調が良くなり元気が出たので漢方薬の服用と腰痛対策の体操を継続しました。
すっかり良くなるまでには1年弱かかりました。
脊柱管狭窄症は悪化する場合が多いですが、この方のように痛みとしびれが改善する場合があります。脊柱管狭窄症の発症原因は、骨棘によるものや椎間関節の変形、椎間板の変性、靭帯の肥厚、腰椎すべり症など様々で、原因などによってお勧めの漢方薬は異なります。
TEL:048-574-9331
住所:埼玉県深谷市上柴町西1-17-10